11月に入りまして、よろっと冬支度です。
つい3日ほど前はこちらでも霰が降りました。
きましたね、冬が!!(爆)立冬!!
先日全国の天気予報を見ていて、
北海道(特に右側の方)、最低気温が氷点下と書いてあって…マジか!!
かと思えば、沖縄地方の最高気温は29℃とか書いてあって…マジか!!
同じ日本でもところ変わればこんなにも違うのね、と改めて感じている今日この頃です。
特に今年2020年は、
一体何だったのか?と言わんばかりの1年となりそうですね。。。
これからきたる感染症の時期に突入するわけですが、恐ろしいですね。
寒さ厳しい季節に突入です。
そしてワタクシの愛して止まない槇原敬之氏。
「冬の槇原敬之」という異名(ホント?●)を持つほどですので、
マキハラ先生の曲達がさらに光り輝く季節ですが、肝心の本人はアレ●ですので…泣
私は懲りずにせっせとマキハラ先生の名曲達を独断と偏見満載の記事で愛でようと思います。
本日の1曲は、、、
『記憶』
作詞作曲編曲:槇原敬之
2018年10月10日に発売された通算48枚目のシングル曲です。
翌年2019年2月発売の22枚目のアルバム「Design & Reason」にも
アルバムVer.として収録されております。(私にはあまり違いが分かりませぬが●爆)
2018年のニベアのCMソングとしてマキハラ先生が書下ろした一曲です。
CDもニベア缶仕様になっているくらいです。
そして何と!翌年の2019年も異例の2年連続でのCM起用となりました。。。それなのに。涙
そう…マキハラマニアの皆さんはきっと。
これが最後のシングルになりませんように!!
と、切々と祈っているかと思います。
ワタクシも同様です。
そうなんです、この「記憶」はマキハラ先生の直近シングルとなっています(2年前ですけども●)
一応マキハラ先生の中での”最新シングル”に位置付けられるかと思われます●
先日の「恋する心達のために」の時も若干興奮気味でお伝えしましたが、
このシングル「記憶」に関しても
「このジャケットを見てくれ!!」です。笑
まぁ、最新(●)シングルですので、
マニアの皆様もその名の通り記憶がまだ浅いかと思いますので容易に画が浮かぶかと…
このシングルのジャケットは、仙人マキハラ先生と、天使マキハラ先生がハーフハーフとなっております。
結構手の込んだ造りとなっております。
CDを開けると、幼少期の天使マキハラ先生が映っております。
そして、満面の笑顔でカメラを構えている仙人マキハラ先生がーーー!
というかこの写真ですが、、、
逆さ絵???
と、見まごうばかりのお髭の量でございます。
もう何か慣れてしまいましたね。爆
私は特に「髭マキ」派ではないのですが、もう慣れてしまいました。苦笑
ただ、「お手入れ大変そうだわね…特に夏は…」なんて本当に大きなお世話な感情が生まれるわけです。
そして、そして、問題はジャケットの裏表紙なのです!!
発売当時に、初めてこのCDを手に取って、裏を見た時の衝撃!!
えぇ、分かります。
ワタクシだけではないですよね?
きっとマニアの皆様、同じかと思われます。
このジャケットの裏表紙を見た瞬間、、、その場に崩れ落ちましたよ。
幼少期の天使マキハラ先生が、
両口角を自身の指で引き延ばし「イー」としているBESTショット!なのです。
何だlこの可愛い生き物は!!
と、その当時思ったほどです。
今改めて見てもヤバイですね、可愛いすぎですよ
しばらく立ち上がれませんでしたが、マニアの皆様方も同様かと。
この写真を撮ったのはどなたですか?ひろゆきさんですか?すずえさんですか?
そして、この写真をCDジャケットに使おう!と思い立った素敵センスの方がいらっしゃいますよね?
それぞれ皆さんに、「よくやったで賞」を差し上げたい。
(そして私は本当にどの立場でこんなことを言っているんだ?●爆)
「槇原敬之のこの曲を聴いてくれ」のはずが、
ジャケットの話でこんなにも尺をとってしまいまして、、、泣
このジャケットの意味と「記憶」の歌詞が重なり合って、
またしみじみと歌の素晴らしさに繋がるわけですね。。。
なぜ幼少期の天使マキハラ先生がジャケットに映り込んできているのか…
その真意を考えると、おそらく必然的にこの曲の意図が読み取れるんだと思います。
いやー、考えてるねマキハラ先生。
曲紹介の前から、相変わらずの天才ぶりを発揮しているのです。
ということで、やっとこさ本題の曲紹介です。爆
最新(●)シングル曲「記憶」、、、
イントロから引き込まれますね。
私は詳しい音のことはよく分からないですけども…
何だか電子音的な、、、そこから過去の記憶に遡っていくようなイメージが勝手にわきます。
例えて言うならば、
みんな大好き国民的ロボットの「ドラえもん」。
そのシーンを見たことがありますかね?
タイムマシンに乗っている時って、
周囲の風景?が、ちょっと歪んでいるんですよね。。。
そうそう、あんな感じなんです、このイントロ。
全然伝わらなくてどうしようと思っている自分がおりますが…泣
何だかスピード感はあるんですけど、時空の歪みというか…
それを音で表した感じのイントロだなー、っていつも聴くたび思います。
まぁ、一個人の印象なのでスルーしてください●
そんなイントロから始まり。。。
「記憶」という漢字単語でやや堅苦しい印象はあるので、「素直」のようなバラードかな?
なんて最初は思っていたのですが、ところがどっこいめっちゃメロディはポップ。
マキハラ先生は歌詞に定評があるかと思いますが、
メロディとか、それこそアレンジとか、、、本当に走攻守そろった天才だな、と思います。
この「記憶」というタイトルからこのメロディ想像できます???
私は出来なかったので、単にワタクシが単細胞なのかもしれませぬが●苦笑
メロディはポップなんですけど、、、
私的には少し「寒々しい」印象があるんですよね。。。
ニベアのイメージソング、ということで、
冬に大活躍のスキンクリームですので、そういう季節感とか、肌感とか…
メロディ聴いているだけでイメージできちゃう、っていうのが本当にスゴイ!!
こんなアップテンポなのに、それで冬の感じ、寒くてクリーム塗りたくなる感じ、
そういうのを全て網羅しているようなメロディやアレンジには本当に天晴れ!!としか言えない。
温かい印象というよりは、
冬の冷え切った気温の中で、肌を暖め合っているような情景が浮かぶのです。
これは「カラオケバージョン」だけ聴いていてもハッキリ伝わってくるのがスゴイところです。
ところどころに響く電子音(?)や、ギターの音がまたいいんですよね。。。
まさに「冬」の1曲といった感じなんですよね。
なので、この曲を夏に聴くと体感温度下がる気がしますよ。来年試してみよう。
そして、、、歌詞です。
キーワードはタイトルにもなっている「記憶」なんだと思います(そりゃそうだ)
では一体「何の記憶?」ということですが…
1コーラス、2コーラス、さらに大サビいずれもマキハラ先生は、
言葉を超えた想いの記憶
と歌っています。
ではこれは一体どんな記憶なのか?ということなんですよね。
それは一体何か?ということが、
1コーラス目から丁寧に綴られております。
ニベアのイメージソングということで、
「カサカサの頬にクリームを塗ってもらった」というある一つの出来事。
これもまた小さい頃のかすかな記憶ですよね。
自分の母親、もしくは父親、そうじゃなくても近しい人間に”してもらったこと”
実は冬の日常の情景的にはあるあるなことかもしれませんが。
その一つの出来事を、
ニベアのイメージソングに加え、
さらに
「頬っぺたにクリームを塗ってもらえた」という温かい記憶と重ねていて。
それで、サビです。
それはほほを包む優しい指
繋いだ手のぬくもり
何かの拍子に思い出す
言葉を超えた想いの記憶
もしも思い出せないなら
僕が優しく伝えよう
何かの拍子に思い出す
言葉を超えた想いの記憶
このサビ部分は、1、2コーラス、そして大サビと全て同様の繰り返しです。
頬っぺたを優しく包んでくれた大きな手や優しい指先、
そして手をギュっと強く繋いでくれた優しいぬくもり、、、
それは全て
自分は愛されていた
という記憶。
何を言われたとか、言葉でしっかり残る場合もありますけども、
わりと記憶というのは「言葉」という言語記憶というより、
匂いや触った感じ、どういう情景だったか?等の、感覚記憶と共に残りやすいという、
脳の仕組みまでを網羅した、非常に深い歌詞ではあるのですが、、、
まぁ、そこは置いておきます。
ある一つの出来事、
この場合は「クリームを頬っぺたに塗ってもらった」ということから、
「自分は愛されていただな」と思い出す、、、その記憶が引き金となり、
これまでの自身の人生をも振り返り、今の自分に問いかける。
1コーラスの歌詞にもあるんですが、
「愛されていた」かは、実は分からないかもしれないけども、
確かに感じたその時の気持ちや想いというのは、
何年を経ても自分の記憶に残っていて、これからの自分を指し示す糧となるってことですよね?
そして、サビの後半です。
もしそれが思い出せないのであれば
「僕が優しく伝えよう」
ですよ。
誰しも、「愛された記憶」があるはずだから、、、それを思出せなくても、
自分が”優しく”教えてあげるよ、とマキハラ先生は歌っております。
もうここ、号泣ですよね。
この後半の歌詞は2コーラス目にも繋がっているような気もします。
2コーラス目
愛が憎しみになったり
全てを笑える日が来たり
月日が流れると気持ちも
いくらでも変わっていくから
全て嘘だと言わないで
冷たい冬を超えてこそ
強く美しい自分になれる
そうただ信じてほしい
この歌詞、マキハラ先生らしい。
この曲の真意も隠れている気がします。
季節的な「冬」という例えの裏に、
「今は辛くてどうしようもない気持ち」という心理的な意味合いを「冬」とも例えていて。
そして人の気持ちほど変わりやすいものはないけども、
いつか笑い合える日もきっと来るだろうから、この難局を一つ乗り越えたら
またさらに輝ける自分になれる、ということを信じていて欲しい、というメッセージ。
今のマキハラ先生にも通じるところがあって、本当に泣ける。
そして、マキハラ先生のBメロにも定評があるとのことですが、、、
1コーラスBメロ
ほんの少し勇気が欲しいとき
思い出せる特別な場面がある
2コーラスBメロ
ほんの少し勇気が欲しいとき
君が思い出してくれるように
Cメロ
大丈夫だよと
微笑んであげたいとき
思い出せる特別な場面がある
この徐々に、向けられる相手が変化していく流れ、、、最高じゃない?
1コーラスでは自分自身のこと。
2コーラスでは相手(君)に対して、
そしてCメロでは全てをも包み込むように歌っている。
自分自身のことを歌いつつも、
それが歌が繋がっていくほどに、他者へ目線が移っていく感じ。
同時に自分自身の気持ちの変化とか、相手のことをも思えるほんの少しの心の余裕というか。
そして、言葉にならないような、
「自分には愛されていた、という記憶がある」という自信と、
自分自身が受けたその温かい思いを、君にも伝えてあげたい、思い出して欲しいという思い。
大丈夫、自分には愛されていたという思いが芯になって、
またそこから思いが繋がっていく感じ。
言葉を超えた想いの記憶=愛された記憶
それがもしなくても、「自分が愛してあげたい」というマキハラ先生の思いもありますよね?
その思いがあれば、頑張れたり、勇気が出せたり。
その人を形作るものとなって、また思いが紡がれていく、、、という。
マキハラ先生の真骨頂、
形のないものを信じる気持ち
それがいかに大切であるか、ということを
ニベアのイメージソングとして「クリームを塗る」という一つの出来事から
ここまでの世界観にまで広げられるって…本当にさぁ、もうさぁ…
神じゃね?
最後の最後まで我慢した方です●(お許しください)
もうすごいわ。
何もかもすごいわ。
歌詞の一つ一つに無駄なく隙なく、全てが伏線で最後にしっかり回収(言い方●)
自分のことを歌っている風味で、相手を気遣う優しい歌詞、
本当に本当に変わりませんよね?マキハラ先生。
いくら見た目や風貌や髭の量(●)が変わろうとも、
その根底に流れているものは変わらないなぁ、って本当に思えます。
だから離れられないんだよ、チクショー●(褒めています)
もうマキハラ先生のその優しさに29年間虜なのです。。。(どの口が言っている●)
でもって、ここからは少し変態タイムへ。
このシングル発売の際にもどこかで書いた”記憶”があるのですが、
サビ歌詞に「何かの拍子に」って計6回登場するのですが…
たんぽぽ毛的には、計6回のうち、、、「1回目の「何か」」が好きです。
さぁ、マニアの皆様はどの「何か」がお好きですか?爆
微妙に違うので、そういう部分にも注目して聴いてみるとまた違う景色が広がるものです。
あとは、コーラスにも注目ですよね。
神毛利様も参加しているようです。
私は特に、大サビ終わりの 4分43秒で転調してからのコーラス部分が大の好物です。
ここ本当に好き!!転調しながらコーラスが盛り上がっていく感じ、、、たまらん。
ということで、スキンクリームの需要が高まる時期、、、ぜひとも聴いてください。
そして、切に願う「この曲が最後のシングルになりませんように…」●
音声配信はコチラ、、、