綿帽子の手帖 ~別館~

頼む!頼むから槇原敬之のこの神曲たちを聴いてくれっ!!

#136 Birds Stop Twittering Tonight

運動会シーズンですね。
我が娘の小学校の運動会は今年は秋なので落ち着いたもんです。
 
というか、先週の娘の誕生日の日は全校遠足だったんですけどもね。
娘の小学校は縦割り班で1~6年生までミックスして同じ場所を目指すんですよ。
目的地は8か所くらいあって、毎年どこに行くのかは、
6年生がくじ?で決めているのかな?
ちなみに、娘1年生の時は、往復10キロ近くしかも土砂降りの中歩いたんです。爆
マジでクレーム入れようかと思ったくらいでしたがあの時は。
今年はコースは違えど、またまた往復10キロくらいの距離のコース。
新潟市民の方いたらあれですが「やすらぎ堤→ビッグスワン」です。
待ってまって、頭正気か?!って思う距離なんですよ、特に低学年にとっては…
娘は初年度でだいぶハードな洗礼を受けたので今年はまだ大丈夫だったようですが。
1、2年生にはキツイコースだろうなぁ、って思う私がひ弱なだけなのかな?って距離です。
 
かと思えば、距離的には往復で4キロくらいのコースもあり…
そもそも論、コース設定がおかしくね?ってやつなんですよね。
大丈夫です、私はモンペではありませんので今年もクレームは入れておりません●爆
 
本日午前中は、ちょっと担当患者さんの学校の運動会を見学してきました。
リハビリの時に見る顔とはまた違って、感慨深いものがありました…
ちなみに、私は運動会は「”学校で無くなって欲しい行事”No.1」に君臨しておりますので。
子供時代は「雨が降る」ことを毎年神様にお祈りしていた派でした。爆
 
ということで、5月もそろっと終わりそうですね。
ついこの間GWだったような気がしないでもないですが考えると切ないので考えません●
現在、心の衛生を保つ自衛+ネタバレ回避のため、
ワタクシの愛してやまない槇原敬之氏の情報はほぼシャットアウト中のたんぽぽ毛です。
5月14日に無事にツアーが皮切ったという情報は得ました!!(笑)
このまま無事に7月の千秋楽まで何事もなく開催されることを祈っております。
 
ワタクシの地元公演は、5月31日。
そう、もうそこまで来ているんですが、まだ行けるか分からない状況です。
というか、直前まで分からないので、当日朝にならないと確証できないところが切ないのよ。泣
毎日 神様仏様仙人様槇原敬之様にお祈りしております。苦笑
院長からのコロナ感染症に関する規制緩和を願うばかり…どうか強化はしないで。
 
 
というわけで本日の「槇原敬之のこの曲を聴いてくれ」は、
現在諸事情によりSNSから少し距離を置いている自分的に刺さる1曲です。
 
 
 
 
 
 
 
『Birds Stop Twittering Tonight』
 作詞作曲編曲:槇原敬之
 
 
2012年12月19日に発売された19枚目のアルバム「Dawn Over the Clover Field」に収録。
以前にもこのアルバムからの曲解説の際には書いているとは思いますが、
このアルバムは「アイルランド」がテーマになっているようです。
実際、当時マキハラ先生が「世界癒しの旅シリーズ」でアイルランドに訪れているのが映像化されております。
 
え?ていうか、TBSチャンネル神か!!(笑)
 
また番組やってくれないだろうか…
世界癒しの旅シリーズ 槇原敬之 魅惑のタイランド」←www 全裸待機しますっ!!爆
 
ケルト音楽とかアイリッシュっぽさとか、私はよく分からんので、
あんまり音楽性のこととかメロディの詳しいことは書けない(おい●)のですが、
ただ言えることは「イントロはアロハっぽくない~?」ってことです●爆
ヤシの木生えていそうな画が浮かぶイントロです(説明が非常に残念ですが…●)
 
歌詞中にも登場するこの曲タイトル「birds stops twittering tonight」、、、
発売は2012年で10年前ですよね。
ちょうどSNSにてTwitter が徐々に普及し始めた頃、というか
それまでのガラけーに代わりスマートフォンキャリアが徐々に増え出した頃ですよね。
全然関係ないですけども、私がスマホに変えたのは翌年の2013年、Twitterデビューは2017年末。
この「Twitter」と、歌詞中の「twittering」という言葉がキーワードとなっておりますね。
 
キーワードっていうか、
この言葉の使い方が槇原敬之天才すぎるからどうにかして」状態なんだよな…
 
ということで、本日も相も変わらずの神歌詞を引用させていただきます。
 
 
 
 
繋がってないと不安で 短いメール繰り返してる
僕はふと思う繋がっていたいのは 回線じゃなくて心なんだよな
昭和生まれの青春は 返事もらうまで時間がかかった
自分が正しいか悪かったのか 十分考えるのにちょうどいい位
 
携帯の電源を切ってみた 通信手段なくした兵士の気分だ
だけどこんな時ほど感じる 君も同じように気にしてるって
 
「悪いのは僕の方だった ごめん」 
よく考えて出した答え伝えるために
携帯の電源を入れる代わりに 
僕は履き古した靴の紐を結ぶ
A birds stops twittering tonight
 
 
 
 
君は悪くない正しいよ 誰もがその答え望んでいる
例え気分で言ったことでも そんな答えを欲しがるもの
昭和生まれの青春は 返事もらうまで時間がかかった
ラブレターの答え No でも 心の準備する時間はあった
 
携帯の電源は切ったまま もし君からメールが届いていたら
そう気になるのはいつだって 自分が楽になりたい時ばかり
 
「悪いのは僕の方だった ごめん」 
よく考えて出した答え伝えるために
携帯の電源を入れる代わりに 
僕は履き古した靴の紐を結ぶ
A birds stops twittering tonight
 
 
 
大好きな人だから なんでも伝えて良いわけじゃない
大好きな人をつまらないことで
煩わせたり 悩ませたりしてまで 楽になりたくない
 
「悪いのは僕の方だった ごめん」 
よく考えて出した答え伝えるために
携帯の電源を入れる代わりに 
僕は履き古した靴の紐を結ぶ
A birds stops twittering tonight
Birds stops twittering
Birds stops twittering tonight
 
 
 
 
一気に全歌詞引用しました。
 
この歌でマキハラ先生が言いたいことというのは、
「たまにはスマホの電源を切って顔を上げて見える世界がある」
だけではなくて、
”色々なことをゆっくり時間をかけて想いながら考えることの大切さ”や、
”便利で最先端な技術や世の中の流れもすごく大切だけど、
ふと古き良き時代の頃を思い出し、先人達の教えを学ぶことも大切だよね”ってことですよね?
 
まぁ、だいぶ意訳気味ではありますが、私はそのように捉えております。
 
インターネットの発達で、
自分の想いや考えを、秒を待たずにすぐに発信できる時代です。
その分、それに対する反応や回答も速く、
何となくですけど、気持ちの情報処理が最新のテクノロジーに追いついていかない場面てありませんか?
私は結構あります。
 
時代は、もうすでに5Gの時代に突入しているのに、私の頭は3Gくらいの処理能力。苦笑
 
特に10代の頃からスマホに慣れ親しんでいるような20~30代前半の人々と、
私のようなアラフォー世代は、その時代や技術の変革期に多感な10代後半~20代前半を過ごしているわけで。
スマホ自体にはもちろん馴染みもありますし、メールとかも日常的には使用していますよね。
でも、10代前半の頃等は「文通」とかバリバリやっていた世代でもありますし…
 
さすがに私の親世代とかと比較するとまた違ったりするんでしょうけどね。
 
新しいものをその都度取り入れながらも、
自分自身の脳の情報処理機能を常にアップデートし続けなければいけないって…
 
 
実は結構しんどいですよね…
 
 
ちなみに、自分自身は「まだまだ若いと思っている、気持ちは17歳だ」なんて
本気で思ったりしているイタイ人なんですけども、
今の10~20代前半くらいの人から見れば「とんでもねーこと言ってやがる」と思われていそう。
できていると思っていることでも、世代間での食い違いも実はあったりしますよね。
 
 
何というか、そのような微妙な気持ちを、
マキハラ先生はこの歌ではスッキリと「大丈夫ですよ」って教えてくれているような気がします。
 
1コーラスAメロ前半、
 
僕はふと思う繋がっていたいのは
回線じゃなくて心なんだよな
 
ホントこれ!!
 
今や誰とでもすぐに繋がることができる時代になりました。
私なんて、昨年からはSNS上だけですけども、タイ関連の知り合いが増えました。
考えられます?そんなこと…
タイ語なんて一つも分からない、ましてや英語もおぼつかないような私が。苦笑
 
実際、SNSでもフォロワー数等取り沙汰されたりしますが、
どうしてもフォロワー数や閲覧数が多い人の意見が目立ってしまいますよね。
でもそれが正しいとは限らなかったりする場合も多いのですよね。
それって怖いことだな、って思う時もあります。
同じ言語だとまだ言葉のニュアンスとか、特に日本人は「行間を読める」人が多いと思いますし。
文字だけのやり取りが良い時もあれば、それが反対に争いに繋がってしまうことも…
速く情報が欲しかったり、自分の想いを叫びたかったり、
良いこともあればその反対の側面も常に考えながら利用しなければならないツールですよね。
 
 
でも、同じように相手も考えてくれているのだとしたら…
 
 
「昭和生まれの青春は」のフレーズ、、、
私も昭和生まれですが、
そうなんですよね、マキハラ先生の仰る通りで、
自分の気持ちを落ち着いて言語化したり、少し客観的に感じたり、
そしてその反応が来るまでにも時間があるので、
 
自分の気持ちとしっかり向き合えたりできますよね
 
もしかして、スマホ世代に関しては
もう生まれながらにしてそのような時代の中に生きてきたので、
自分自身の気持ちと向き合うのにも速かったりするのかもしれませんけどね。
ただ、SNS疲れじゃないですけども、全部が全部そういう人ばかりではないと思いたいですよね。
 
この曲のサビ部分は3回同様に繰り返されます。
 
 
携帯の電源を入れる代わりに 
僕は履き古した靴の紐を結ぶ
 
 
↑↑↑
このフレーズさぁ…
 
 
 
天才じゃない???(知ってたけどねっ!!)
 
 
 
 
この「携帯」⇔「履き古した靴」の対比、神か!?
よく考えた自分の想いを君に直接伝えるために僕はこれから君に会いに行くわけですよね。
そのためのツールが最新機器の「携帯」ではなく
「履き古した靴」、そしてその”紐を結ぶ”って…マジ神だと思う。
新しい靴じゃなくて、履き古した靴、というのがグッとくる!!
 
そしてこの曲のタイトルにもなっているフレーズ
 
 
A birds stops twittering tonight
日本語直訳=「鳥は夜になるとさえずることをやめる」
たんぽぽ毛意訳=「たまには携帯の画面から顔上げて見える世界を感じて」
 
※たんぽぽ毛訳は、だいぶ妄想強めです、あしからず。間違ってはいないはず。苦笑
 
この、”さえずる”という意味の”Twittering”が、
いわゆるSNS筆頭株主的存在(?!)のtwitterに、かけているんですよね。
ちなみに、Twitterアプリのマークは「鳥」ですもんね。
 
 
たくさんの人達と繋がったり、情報をたくさん得ることも時には大切だけど、
 
 
もっともっと大切なことはあるかもしれないよ?
あなた自身の大切な人を大事にしてね…
 
 
という、マキハラ先生の想いと優しさで、心が浄化されるようです(召されるぜ…)
 
 
ていうか、この言葉の使い方、、、天才としか言えんぞ。
 
 
2コーラスの歌詞も秀逸だなぁ、と思うんですよね。
「君は悪くない」「正しいよ」って、
承認欲求ではないですけども、結局はそれを望んでいる人が多いと思いますし。
自分のそういう想いを正当化したい、ような場合もありますよね。
自己顕示欲とまではいきませんけども、
私も時に(え?いつもか???爆●)そのようなことがありますよ。。。
で、その答えを言ってもらいたい人、というか、
”言ってくれるだろう”と思っている人に対して、無意識に押し付けているのかもしれません。
本当にそのような点は猛省すべき点ではありますが…
 
でもマキハラ先生は優しく諭してくれるのです。
「大丈夫、実はみんなそんなもんだよ」って、だからたまには違う世界を見てね、と。
 
 
Cメロもその流れの歌詞ですよね。
 
 
大好きな人だから なんでも伝えて良いわけじゃない
大好きな人をつまらないことで
煩わせたり 悩ませたりしてまで 楽になりたくない
 
 
ホントこれよ!!
いやぁ…マキハラ先生のCメロはやっぱり最高だな!!
 
 
でもこれって、全部が全部自分で全て我慢する、ということではなくて。
自分の言動、その前にただ「ゆっくり考えようね」って意味も含まれていると思うのです。
全て抱え込んでしまうのがいいことではないのは分かりますよね。
決してそうではなくて、自分でまず考える、自分の想いを整理する、
やみくもに全部の気持ちを押し付ける、ことが良くないんだよ、って言っていますよね。
 
時には頼りながら、ぶつかりながら、、、
この歌詞の行間から(勝手に)読み取れる想いの塩梅が、本当に素晴らしいと思う。
 
マキハラ先生の曲達、
歌詞一つをとっても、全体としてのバランスが鬼レベルで世界観生み出しているし。
歌詞全体の構成とか意味のつながり、
実はこのフレーズが伏線となっていて、とかこの想いがここで昇華されたな、とか。
改めて本当にスゴイと思っています、本当に今さらですけどね。
 
 
そんなことは分かり切ってるんだわっ!!
 
 
というマニアの皆様多数と思いますが、
こんなんなんぼ言ってもイイもんですからね(ミルクボーイ風味に)
 
 
 
あ、あと最後に。
この曲のサビ部分で3回登場するフレーズ「履き古した靴」ですが…
この部分の歌い方がとんでもなく好きなのでお知らせしておきますね。笑
 
 
♪僕は履き古した靴の~
 
「古した~」の ”た” です。
 
この「た」は最高です。
裏声(なのかな?)と地声でギリギリ出せそうで出していない感じ。
ちなみに、1サビ、2サビ、大サビで3回登場しますが、私は2サビが好きです。笑
大サビの「た」は割とキレイな裏声になっている気がします。
 
まぁ、どの「た」もおススメですので、注目して聴いていただけたら嬉しいです。
 
ていうか、結構印象に残るから「マニア大好物」の案件でしたね…言わなくてもね。苦笑
 
 
 
冒頭にも書きましたが、
私はただ今Twitterは低浮上気味ですが、
時期がくればまた鬼レベルで「Twitter三昧」になるんだろうなぁ、って思います。
 
自分の心の衛生を保ちながら、ほどよい距離感で付き合うことが大事なんでしょうね。
ていうか、驚くべきことにこの曲は10年前っていう話。
 
 
やはり 槇原敬之 実はタイムトラベラー説 意外と本当かもしれない。。。
(信じるか信じないかは…ですね)
 
 
 
 
 
Birds Stop Twittering Tonight

Birds Stop Twittering Tonight

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